先日毒がある魚(記事へリンク)を特集しましたが、今回は「触ると痛い、毒もある魚」を紹介します。
まずは、「トゲ+毒」をもつ魚です。
アイゴ
背びれと尻びれに毒がある棘を持ちます。
地域によっては食用にされており割とおいしいです。
エイ
尻尾に毒針があります。北海道などの寒い地域でよく揚げられます。
180種を超える種類があります。特にアカエイが危険な魚として知られています。
毒のアナフィラキシーショックによって死人も出しているそうですので要注意です。
普段は砂底に潜んでおり、間違えて踏んだりすると刺されます。
ウェーディングをする場合は写真のようなエイガードをつけるとよいでしょう。
オニオコゼ
トップの写真の魚です。かなりおいしい高級魚として有名ですが、背びれにとても強い毒をもっています。自分で調理する場合はしっかり棘を処理をしてください。
私は唐揚げが好きです。
ゴンズイ
胸びれと背びれに太いトゲがあります。毒をもっており、ときに死に至ることもあるので大変危険です。
スポンサーリンク
次に毒は持っていないが、痛いトゲをもつ魚です。
アジ
尾の側面の両側に「ゼイゴ」と呼ばれるトゲのような鱗があります。
煮付け等にする時は尾から頭側に削ぎ取るのが一般的だと思います。
イシダイ
背びれを触ると痛いです。手袋をするなどして気を付けましょう。
カサゴ
背びれやエラ付近(えらぶた)にトゲがあります。
九州だとアラカブとして一般的に知られています。
煮付けはとても美味です。
そしてアカカサゴ・シロカサゴは「どちらも赤い」。
ギマ
背びれとお腹に太いトゲが数本あります。
フグ目だからなのか、かなり美味しいです。
スズキ
下手に素手で触るとシャッという感じで怪我します。
必ず手袋をした状態で触りましょう。
ダツ
トゲでは無いですが、海上で夜にライトなどの光に反応して物凄い勢いで飛んできます。スピードは時速60~70kmだそうです。
実際に死傷した人がいる話も聞くのでダツがいる海域では要注意です。
もしも刺さった場合は「絶対にその場で抜くな」です。すぐに病院にいきましょう。
マゴチ
えらぶたにトゲを持っています。福岡でも結構釣れています。しっかり軍手をして触りましょう。
メゴチ
背びれとえらぶたにトゲを持っています。シロギス釣りに行くと結構釣れます。
メジナ
背びれ、腹びれ、尻びれにトゲがあります。
メバル
えらぶたや背びれにトゲを持っています。比較的小さい魚なので手袋をしましょう。
クロメバル、アカメバル、シロメバルと3種います。
煮付けがかなり美味です。