知り合いのボートで近海ジギングに行ってきました。
春になり大型のヒラマサが釣れる季節になってきました。
玄界灘周辺のヒラマサは5月あたりに産卵をすることが多く、この直前は栄養を蓄えるために荒食いを行うので、普段警戒心の強い大型のヒラマサが釣れやすくなります。
産卵に入ったヒラマサは捕食をしなくなるので、産卵期間のヒラマサは釣ることが難しくなります。
産卵後のヒラマサが釣れるのは、体力が回復してきた7月以降となります。
新宮漁港を出ましたが、この日は濃霧で遠くがなかなか見えません。
この霧は、暖かい空気が冷たい海上で冷やされて発生する移流霧と呼ばれるもので長時間(1日中)続くことの多い霧です。
3月~7月など春に起こりやすい霧なのでボートやカヤックを出すかたは注意して下さい。
コンパスやGPSがないと視界が利かない状態では位置が分からず遭難してしまいます。
相島もこの通りです。
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三人で相島近海でジギング、キャスティングをしましたが、バイトはあるもののフッキングまでいたらず、ヒラマサの釣果は1匹のみでした。
キャステングはさんざん投げて、夕方に一発出ただけです。
そこそこデカかったのですが、のせることはできませんでした。
この日の午前中は上げ潮で、潮の動きがあまりありませんでした。
午後からは下げ潮になり、潮の動きが良くなりヒラマサのバイトも増えました。
基本的に下げ潮の時の方がよく潮が動き、魚の活性が上がることが多いような気がします。
潮の動きをあまり気にしない方もいますが、少し注目すると釣果が上がりますよ。
潮止まりにインチクで狙った根魚の釣果はそこそこです。(自分の分だけの写真です)
高級魚であるオコゼも釣れました。
触ると危険な魚で説明しましたが、オコゼは背びれと頭部のトゲに毒があるので、刺されると激痛に襲われます。
刺されない限りは大丈夫なので背びれと頭部のトゲをハサミやニッパーで切ってから食べましょう。
身に毒はありません。