スッポンは本州以南に生息し、爬虫綱カメ目スッポン科キョクトウスッポン属に分類されるカメの仲間です。
寿命は30年とも100年ともいわれ、大きさは最大60㎝ほどにもなります。
釣り場
スッポンは九州では中流~下流域の川に生息していることが多く、川底が泥ではなく砂地で、甲羅干しのできる岩場があることに生息しています。
下流域といっても、汽水域にはいないと思うので、淡水のところを探して下さい。
昼間には甲羅干しをしに岩に上がっていることがあるのですが、臆病な性格なので近づくとすぐに水に飛び込みます。基本的に、すぐに水に飛び込めるような岩の上にしかいません。
なので、探すときは遠くから見つけないといけません。
スッポンは川岸が護岸されている川ではなく、自然の残っている川だとどこでも生息していると思います。
川岸が護岸されていても、中洲等があれば、大丈夫です。
また、経験的にあんまり深いとこには生息していないと思います。
川の流れは、緩やかなところでないと釣れません。
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シーズン
釣れる時期は初夏から秋にかけてです。
水温が低いと活動が鈍くなり、冬には冬眠するので釣れません。
タックル
ある程度頑丈な竿とリールで、中通しおもりにウナギ針というシンプルな仕掛けです。
ウナギ釣りとほぼ同じです。
エサは鶏のササミや極太ミミズなどを使います。
あとは竿に鈴を付けてポイントに投げ込んで、待つだけです。
スッポンは重いのでタモ網があったほうがいいですね。
釣れたら、噛みつかれるので針は外さず、途中で切ります。
釣れるまでには、ナマズやウナギ、クサガメなんかも釣れます。
スッポンを地面に置くと、超素早く逃げるので注意です。